
(とっ散らかってて申し訳ない)・・草加のおばさんと久しぶりにご飯
今から遡ること30年か。
前の大学での下宿生活以来 第二の親、という感じで草加のO夫妻には
お世話になってきました。
私の親と同じ世代なのでもう二人とも80代後半です。
フットワークのよいおじさんは80代になってもボランティアをやったり
絵や文を書いて様々な賞を取ったりと
ずっとず~っと元気で歳をとっていくものと思っていたのでしたが。
昨年 ばったりとそれが止まって。
非活動的になってきた、という話を聞いて
顔を見に行かなくちゃ、と思っていたのだけど。
その頃から私は仕事関連でちょっと面倒なトラブルに巻き込まれていたこともあり
とうとう行かずじまいになってしまったのでした。
さて、今月になっておばさんからおじさんの状態を聞き、
こりゃいかん!と慌てて昨日入院先に見舞いに行ったのでした。
果たして おじさんは寝たきりとなっており 私のことも「知らん!!」
あっちゃー、忘れちゃったんだ~。
遅かりし、由良の助。
昨年まで 「遊びにおいで。待ってるからねー。会いたいなぁ。」と言っていたのでしたが。
今回の面会では残念ながらいままでのようなユニークな政治談議も世相分析も
写真や絵画の話も聞くこと叶いませんでした。
数年前 献体を決めて「某医大と契約したんだよ」、と嬉しそうに言ってたおじさん。
(そこで定期的に行われる医大生との交流がほんとうに楽しそうだったなぁ。)
これまでの長い間、
会うたびに、電話するたびに、いつどんな時も
温かく迎えてくれてありがとうございました。
あの愛情いっぱいな闊達なおじさんの姿、忘れません。
もっと早く会っていればよかった。
失敗は繰り返したくないものです。