ムースのお菓子　＠実家

お正月以来　実家に顔見せに。
ご隠居ものん子母も元気そうで何よりだった。

ご隠居今年88歳。
わたしはもうじき50代半ば越え。

亡くなった母を含め気性が激しく、不安定な要素を多く持つ我が家の面々の上には
いつも嵐が吹き荒れていて
それが時には大暴風雨だった。
その中心人物　ご隠居もお歳のせいだろうか
この頃　めっきり感情の起伏が少なくなり穏やかになったようだ。

開業医だったご隠居と　私が焼いたパンなどをつまみつつ
お茶を飲みながら
医療の話をする。
今までにはない　穏やか～な時間だ。
医療の仕事をしてきた者同士で分かり合える話をしていると
不思議な時の流れを感じてしまう。

これまではご隠居とぶつかり合うことが多かったけど
私も人生後半戦に入りつつあり、
その後半戦に挑むお仲間に入ったような気分だ。
親子というより仲間、という感覚に近いかな。

こんな風になるなんてねぇ。
歳を取らないとわからないことはたくさんある。


私の好物　いなりずし。
ご隠居がのん子母に頼んで用意していてくれたもの。


そうだ、付け加えると
「せっかくの50代だから　もっとおしゃれをするように」と
釘を刺された。たはは～。