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20日目

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「ひにゃんみん」チャーですにゃ。(チビはず~っとオコタモドキの中)

あれから今日が20日目(・・とアナウンサーが言ってた)。

チャーとチビが石巻の実家からひにゃんしてきて10日。

チャーは慣れて毎日モフモフしてますが
警戒心の強い、臆病なチビは なかなか近寄りません。
うちの福・花も警戒しているので
4者の交流はまだまだ難しそう。

また、
メンタル的にやはりなかなか立ちあがらないので
ちょっとは手を動かした方がいいかと
折り紙などやってみたり・・・IMG_3917.jpg

編みぐるみでも作ろうと 毛糸を買いに出かけました。
すると・・・区役所の近くに・・
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神戸市役所の災害援助車が。
見回すと 
京都から静岡から そして新潟からも。
うるうるきてしまいました。どの仙台市民も同じ気持ちと思います。

遠いところから、本当にありがとうございます。
(ここに書いても見られないとは思いますが・・~ ~;)

ついでに
先日見て「がぁ~ん」ときた仙台駅の様子もぺったん。
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近づけないのでした。
この場所から写真を撮る人が結構いました。

とにかく
手と体をサクサク動かして心のリフレッシュを図らねば。
まだまだどよ~~~んとしています。



え?

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花ちん 「ごめん寝」中

肌寒いながらも眩しい青空の日曜日。
用事をすませて、仙台駅から街の様子を見ながら歩いてきました。

まず、「あれ?」と思ったのが仙台駅。
立ち入り禁止なのです。
(そういえば、ニュースで見たら中はひどい状態だったなぁ。)

開店前のダイ○ー前にはリュックなどを背負った人たちの長い列。
空の棚が並ぶドラッグストア
商店街では多くが「閉店中」という張り紙
ビルや店の前に張られたロープと「近づくと危険」の立て札。
そして、道行く人たちは ショッピングを楽しんでいるのではなく
食糧や生活必需品を求めている人ばかりなのでした。
・・

もう、街は復活してにぎわっていると勝手に思っていたのでした~。
仙台ですら経済はまだ機能していないのですね。
もう2週間以上過ぎたのに。

現実を見て、
なんだかタイムスリップでもしたような、
悪い夢を見ているような
自分の目が信じられない感じ。

そういえば、311以来
私の身辺もいろいろ変わっているではないか!
ほっぺたをつねって
この夢から覚めるのであったなら・・。

明日で2週間

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部屋の窓から真正面に大学病院が見えます。

震災直後、相当な数のヘリ(患者輸送用)が来ていましたが
しばらく数が減り、また今日はたくさん来ていました。

この数日の私の生活

朝7時過ぎ、 主にのん子母の1日分の食事を作り大学病院に持って行く。
その後
猫家事と自分の家事をやって
仕事場へ。
午後帰宅し 食糧調達のため行列に並ぶ。
昼ごろ のん子母がチャーちゃんたちの様子を見に来る。

夜・・・ぼんやり・
時々余震に怯える。
時々チャーちゃんたちを「わーっ!」と脅かす。(今日からやめます!)

こんなことをしているうちに 時間がどんどん過ぎていく~。

夜は未だ服を着たまま寝ています。
コタツでスタンバっていたのが今はベッドですが。

睡眠時間が増えてきたせいか
体の揺れ(地震酔い)も改善してきた模様(^^)です。

少しずつ

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畑の水仙
地震の夜、一晩じゅうカーラジオを付けっぱなしにして上がったバッテリーが
ようやく復旧。
そのままドライブへ。

畑には例年のように また 水仙が芽吹いていました。
なんだかとても新鮮に見えました。

また散歩コースだった大橋付近へも行ってみた。
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車が本当に少ない。夕方4時半の風景です。

また ニュースとして
昨日より実家のにゃんず チャーちゃん(オス)とチビちゃん(メス)が
避難にゃんとして寄宿しています。
ご隠居の入院が長期化する可能性があるからです。
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もともと外にゃんだったので ここにいるのは相当なストレスのようです。
でも 仕方がない。慣れなくちゃいけないんだよ。
がんばろー。


思うこと

どの人に会っても
「なんだか頭が働かない」「あの時以来、頭がぼーっとしている」
「時間の感覚がマヒしてる」「落ち着いて文字を読むことができない」
という共通の症状を聞きます。
あと、「体がいつも揺れてる」。

これはやっぱり 震災体験のショックからきているのではないかと
私は思います。

「体が揺れてる感じ」は 横揺れの大きな地震を何度も体験したストレスによるものだとか。
******

あ、それはさておき・・・。
今日は 私からのお願いを。

震災直後より様々の方々から
「何かを送りたい」という暖かい申し出をいただいてます。
私としては そのお気持ちだけで 大変嬉しくありがたく、
とても心強く感じております。

私のいるこの仙台中心部は 被害も少なく、復旧も早く、
直に物流は正常化するものと思います。

一方、私の故郷石巻、あるいは ニュースでご存知の沿岸の街々は甚大な被害を受けています。

もし、これから 何かを購入して 私に送ってくださる、という
予定でしたらその分を どうか義援金の形にしていただければ、と願っております。

石巻では 私の懐かしい生家も津波で姿を消したそうです。
いずれ 落ち着いたら訪ねてみるつもりです。

わが町 石巻の復興、
その他壊滅的な被害をうけた街を再生させようと立ちあがろうとしている人々のために
いくらかのご支援をお願いいたします。

あ~、あたいもまだ頭がぼ~っとしているのですが
はっきりし次第、出来る範囲のことをするつもりでおります。