ことの顛末・・・イレウスの女

これは退院当日の窓からの眺めです。ベッドは窓の側でした。
いろいろと反省を込めて26日間の入院生活を簡単に振り返ります。
■イテテテ~!
4月15日の夜中1時頃に起きた腹痛は薬を飲んでもおさまらず近くの内科で「大きな病院に行ったら?」と言われ行きつけの某総合病院へ。内科のドクターKに「はい、今日入院ね。」と言い渡されました。病名は「腸管イレウス」すなわち腸閉塞。痛みをとってもらってすぐ帰ろうとしていた私には入院の覚悟ができてなくて、この直後から「帰る~帰る~」と連呼。これはゴールデンウィーク直前にもう一回腸閉塞を起こすまで続きました。
(しのすけオッカアの側でリラックスして眠るとん)

■治療
腸閉塞には様々な原因がありますが、私の場合は昨年した婦人科の手術の合併症と考えられます。症状の程度にもよりますがまず保存的な治療を行って経過を見るようです。
入院当日と翌日は痛みでウンウンうなってましたので鎮痛剤、それに絶飲食にして点滴。
痛みは3日目にほとんどなくなり、点滴のみの生活が1週間。その後検査をしながら重湯→3分粥→5分粥→全粥までトントンといったん進みました。
(しのすけオッカアの側で夢を見てるお福)

■また、イテテ~!
出されたものを完食すれば「退院」というゴホウビがもらえるような気がして(焦ってました)、とにかく無理でもなんでも出た食事をガツガツ全部たいらげていたら、「明日退院ね」と言い渡されたその日に再び腸閉塞。 (そういえば数日前にドクターKから「自分の体に相談して食べるんですよ」と言われてたんでした。)また、食べすぎだけが原因ではなかったのでしょう。
私がいつも「帰る~」と言い続けていたのでドクターKをも焦らせていたような気がするのです。
■はい、また最初からね!
・・とドクターKに言い渡され、憑き物が落ちたように焦る気持ちがなくなりました。「カンネンした」というのはこのこと?このころ皆さんの書き込みにまるで私の心を読んでいるかのように「じっくり治しましょう」というお言葉が書かれていて「そうなのだ。そうなのよね。」と自分に言い聞かせたりしてました。 また点滴のみの生活から始まって今度は重湯1週間→3分粥5日間→5分粥5日間というゆったりペースで進み無事退院にこぎつけました。
■食事指導
退院当日に食事指導を受けました。今までの私の食事を猛反省することに。
これはまた後日。
ペットシッターさんが今日持ってきてくれた写真立て(留守番中のとんとお福の写真が入ってます) と花束。 嬉しかったにゃ。


いろんなことを考えた日々でした。
今日はすっかり元気になってぱたぱたお掃除。もちろん休みながら。